岡山県内の警察署で交通事故の死者がワーストとなっている岡山南警察署は１０月１２日、管内の交差点で事故防止に向けた啓発活動を行いました。

１０月５日の未明、岡山市北区の国道で、高校生の男女２人が乗用車にはねられて死亡しました。２０２０年、岡山県内では交通事故で５４人が死亡しこのうち岡山南署管内は１０人と県内の警察署の中でワーストとなっています。

（呼びかけ）
「死亡事故増えているので気を付けてください」

啓発活動はこうした状況を受けて１０月１２日、南区の交差点で行われたもので、岡山南署の警察官や県の職員らが交通ルールを守るよう呼び掛けるチラシを配ったり、夜光反射材の着用を呼び掛けたりしました。

（岡山南警察署　齊藤貴彦交通官）
「道路は危ないということを理解してもらい、油断することなく自転車・車に乗るそれぞれ注意してほしい声をかけた本人だけでなく家族にも話してもらいみんなで注意してほしい」

また１０月１２日は警察や学校関係者、地域のボランティアらが緊急対策会議を開き、事故の傾向や、多発地点の情報を共有。

地域ぐるみで改めて事故の抑止に努めていくことを確認しました。