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2020.10.06

年間約7万体出荷のひな人形生産ピーク…コロナ禍で受注減少でも子供の幸せ願う【岡山・高梁市】

3月3日のひな祭に飾るひな人形の生産がピークを迎えています。新型コロナウイルスの影響を受けながらも作業の大詰めを迎えている高梁市の人形メーカーを取材しました。

子供の健やかな成長を願って飾られるひな人形。
その胴体部分の生産数で日本一を誇る高梁市の日本貿易産業です。

年間約7万体を出荷するメーカーでは、年末の納品に向けて今、生産のピークを迎えています。

(職人歴35年 岡田ゆり子さん)
「忙しい。今の時期は追い込み。やはり動きがだいぶ違う。コロナの影響を受けて」

新型コロナウイルスの影響で、受注は、2019年に比べて約2割減りました。生産は、例年だと年末まで続きますが2020年は1カ月程早く終える見込みです。

(職人歴35年 岡田ゆり子さん)
「人形の大きさが段々小さくなった。全然大きさが違う。小さい人形が今年(2020年)はよく受注を受けている」

戦後、主流だったものと今の売れ筋を比べてみると大きさの差は一目瞭然。値段も半額程度でマンション暮らしが多い関東を中心に人気だということです。

(日本貿易産業 飯塚貞行社長)
「コロナの影響は大変だった。マスクを考えて作り始めている」

2020年4月から作り始めたひな人形と同じ生地のマスク。

大学の謝恩会で着物を着る学生などに売れています。コロナ禍で大きく環境が変わった2020年、近年の少子化も相まって厳しい状況が続いていますがひな人形に込める思いは変わりません。

(日本貿易産業 飯塚貞行社長)
「赤ちゃんが元気で頭が良くてみんなに可愛がられてすくすく育つとお祈りしながら作っている。ずーっとそういう習慣を持っていてほしい」

子供の幸せを願い、1つ1つ丁寧に作られていくひな人形。
年末にかけて、全国の小売店や問屋に出荷されます。

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