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お彼岸に手向ける花…小菊の出荷が最盛期【岡山・真庭市】

2020.09.17

お彼岸に手向ける花…小菊の出荷が最盛期【岡山・真庭市】

菊の産地・真庭市でお彼岸用の小菊の出荷が最盛期を迎え農家は収穫に追われています。

真庭市は小菊の栽培が盛んで久世地区を中心に現在8戸の農家がおよそ2ヘクタールで栽培しています。このうち真庭市余野上の中山克己さんの畑でも収穫が行われています。

15アールの畑には黄色い花を咲かせる「やすらぎ」や赤い花をつける「花ともえ」など20種類の小菊が栽培されています。花は彼岸に見頃になるよう蕾が開き始めたものを収穫します。

畑では中山さんが妻の智子さんと収穫にあたり蕾の膨らみや色づきを見ながら柄の長い鎌を使い刈り取っていました。中山さんは多い日には2人で1日5000本ほど刈り取るということです。

(中山智子さん)
「久世の花をと言って頂けるので生産者としては元気が出る。少しでもいいものを皆さんに届けられるようみんな頑張っています」

収穫は9月末まで行われ収穫量は生産者全体で2019年並みの9万本を見込んでいてJAを通じて岡山の市場に出荷されます。