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美しい瀬戸内海を守れ 漁業関係者が海ごみを回収【岡山・笠岡市】

2020.09.12

美しい瀬戸内海を守れ 漁業関係者が海ごみを回収【岡山・笠岡市】

美しい瀬戸内海の海底に隠れているごみを減らそうと、笠岡市で地元の漁師らが海ごみの回収作業を行いました。

海ごみの回収は、笠岡市の2つの漁協が毎年行っているもので、漁業関係者約100人が参加しました。
海底に沈むごみを引き揚げるため、網を海の中に入れたまま20分間船を走らせます。
回収した網の中には、魚のほかにペットボトルのふたなどのごみが。
環境省によりますと、瀬戸内海の海底ごみは年間約1万3000トン以上と言われています。
またこの日は海岸に流れ着いたごみの清掃活動も行われ、大きな流木や発砲スチロールなどのごみが集められました。

(笠岡漁業競合組合青壮年部 三宅理明部長)
「(ごみが)魚の口に入って僕らの口に入る。僕らが生活する海をきれいにしていきたい」

主催した漁協によりますと、2時間の活動で約1800キロのごみを回収したということです。