日本の棚田百選のひとつ、岡山県久米南町にある北庄地区の棚田で地元の小学生たちが昔ながらの稲刈りを体験しました。２７００枚の棚田が広がる北庄地区です。棚田の米作りを知ってもらうおうと毎年、地元の生産組合が田植えと稲刈りの場を提供しているもので11日は誕生寺小学校の５年生と６年生合わせて１７人が稲刈りを体験しました。刈り取るのは児童たちが５月に植えたコシヒカリで、組合長の西河明夫さんから刈り方の指導を受けました。今年はイノシシの被害でイネが倒れ手で刈る作業は大変でしたが子供たちは鎌を手に一株ずつ丁寧に刈り取り収穫の喜びを体験しました。

（児童は）

「難しかったけど上手にできたイノシシとかいるから大変だと思った」
「コメ作りは愛情必要だと分かった」

小学校では2021年２月、農家の人たちを招き収穫したコメを使って児童らが調理しお礼の食事会を開きたいとしています。