OHK 8Ch

  • LINE友だち追加
秋も車内の熱中症には要注意!JAFが注意呼び掛け【岡山】

2020.09.07

秋も車内の熱中症には要注意!JAFが注意呼び掛け【岡山】

徐々に暑さが和らぎ、油断しやすいこの時季も実は、車内の熱中症には要注意。秋の行楽シーズンを前に、JAFが注意を呼び掛けています。

車のダッシュボードに置かれたのはチョコレートやクレヨン、フライパンと卵も。炎天下で1時間したらクレヨンが溶け始めさらに時間が経つとダッシュボードの温度は70℃になりました。

四方から日が当たって温度が上がりやすい車内。そこでの熱中症には実は秋も注意が必要だと日本自動車連盟、JAFは呼びかけます。

(JAF岡山支部 建部拓さん)
「涼しくなってきたからと、ついつい考えがちだが、(車を)日当たりの良いところに置いておくと、生命に危険を生じさせる状況は十分に起こり得る」

そのJAFが、涼しい日の車内の温度を調べた実験映像です。
スタート時の外の気温は24℃前後でしたが…大型車、小型車ともにたった10分で、10℃近く上がりました。

(JAF岡山支部 建部拓さん)
「温室のような環境なので、ちょっと気温が下がっても太陽を浴び窓が閉まった状態だと、秋口でも時間が経てば車内が50℃近くになるという実験結果もある」

JAFが真夏と同様、車内の熱中症への注意を促しているのが、まだ暑さに慣れない初夏、そして暑さが終わったと油断する秋です。秋の晴れた日、外に止めた車の温度を測った結果です。気温は25℃前後でも、午前11時頃の車内は体温を超る暑さに。
特に日が出ていると10分程度で室温が体温を上回ることもあり、短い時間だから、涼しいからと油断せず子供を車内に置いていかないことが一番だといいます。

(JAF岡山支部 建部拓さん)
「子供の命を守るのは大人の責任。どんな短時間でも車内に残したまま離れないことを徹底してほしい」

遠出する機会も増える秋の行楽シーズン、小さな命を守るのはハンドルを握る大人の責任です。