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三豊市を現代サーカスの聖地に…独自の世界を表現するアートパフォーマンス【香川・三豊市】

2020.09.04

三豊市を現代サーカスの聖地に…独自の世界を表現するアートパフォーマンス【香川・三豊市】

アート県に新しい流れが広がろうとしています。香川から現代サーカスというアートパフォーマンスを発信する団体が三豊市に新たな拠点を作りました。

鉄の輪を巧みに操り不思議な動きをしています。サーカスの技法を使って独自の世界を表現する現代サーカスというアートパフォーマンスです。

(パフォーマー野瀬山瑞希さん)
「普通のサーカスと違い1から100を作るのではなく0から1を作るイメージ。自分の発想のもと体と融合し想像力と融合するのが魅力だと思う」

三豊市の旧神田小学校の体育館で練習を行っているのは国内で唯一現代サーカスの公演や文化の発信を行う高松市の瀬戸内サーカスファクトリーです。
アート県香川から新しいアートの流れを作ろうと2012年に活動を始めました。現代サーカスは海外では評価されていますが国内の知名度はまだまだです。

無料で使える高松市塩江町の廃校舎で練習を重ね地域の人を中心にファンを増やしてきました。今回、三豊市の企業の働きかけで2016年に廃校となった旧神田小学校を無償で提供してもらい2つ目の練習拠点として8月から使っています。

コロナ禍で中断していた公演も10月再開する予定で、三豊市でもファンを増やしたいとしています。

(田中未知子代表理事)
「私たちは練習の段階から見てほしい。どう稽古してどう作品が作られるのか見てほしい」

9月4日はメンバーが三豊市役所を訪れ活動開始を報告しました。

(田中未知子代表理事)
「(香川を)現代サーカスの聖地にしたい。瀬戸内だからこそのユニークな現代サーカスを発信したい」

新たなアートの流れがじわじわと広がりアート県の魅力がさらにアップしようとしています。