新型コロナウイルスで苦境に立たされているライブハウスに向け、岡山市は感染防止対策に取り組んだ店舗にお墨付きのポスターを掲示する取り組みを始めると発表しました。

市内８つの店舗でつくる「岡山ライブハウス連絡会」の要望を受けて業界団体が作成したガイドラインを元に市がまとめたもので、８月２６日に開かれた感染症対策本部会議で示されました。対策は施設内の接触をはじめ飛沫感染のリスクや換気対策、感染疑いが出た場合の対応策など１７項目で、それぞれの店が自己点検します。市は店が提出した「リスク評価表」をもとに、基準をクリアした店や対策を工夫している店に３段階の評価を付け、専用のポスターが掲示されます。

（岡山市　大森雅夫市長）
「文化を守る、音楽を楽しむということをこれからも継続していきたいという思い」
市は、９月２日に市内８つのライブウスなどを対象に講習会を開き、ポスターなどの準備ができ次第、対応を進めていくということです。