香川県の小豆島で河原で五目飯を炊いて供え、無縁仏の霊を慰めるお盆の伝統行事「川めし」が行われました。
8月14日の日の出前から行われる「川めし」。
小豆島町の無形民俗文化財にも指定されている島のお盆の伝統行事です。寒霞渓のふもとを流れる別当川の河原で、家族ごとに石でかまどを築き、五目飯を炊きます。うるう年の2020年は、例年より1枚多い13枚の柿の葉に盛り付け、水辺の岩の上に供え、手を合わせて無縁仏を供養しました。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で、島に帰省する人が少なく、参加者は2019年の2割程度の14人と、少し寂しいお盆行事となりました。