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日本人100人に1人 吃音について考える集会【香川・高松市】

2020.07.19

日本人100人に1人 吃音について考える集会【香川・高松市】

スムーズに話すことが困難な「吃音(きつおん)」のある人たちが日常生活の悩みなどを話し合う集会が19日、高松市で開かれました。

この集会は、吃音のある人やその家族が気兼ねなく話し合える場を作ろうと、当事者らで作る団体「香川言友会」が主催したものです。
吃音とは、言葉の出だしで声が詰まるなど、スムーズに話すのが困難な発話障害の一種で、日本では100人に1人、約120万人に症状があると言われています。集会では、県内の養護学校に勤務する言語聴覚士の講演や、参加者同士の情報交換が行われました。

(参加者)
「自らの吃音のしんどさについて、同じ苦しんでいる人、特に若者に何か伝えられることはないかと思って参加。継続して活動していくことが大事だと思う」

香川言友会では、今後も月に1回のペースで今回のような取り組みを続けていくとしています。