岡山市で先月、暴力団の銃撃事件が起きたことを受け、岡山県公安委員会は２０日、山口組と神戸山口組の特定抗争指定暴力団の指定に向け、意見聴取の場を設けました。しかし、組側の関係者は欠席しました。

岡山県公安委員会は２０日、山口組と神戸山口組の特定抗争指定暴力団の指定に向けて、山口組側から意見を聞く場を設けました。
しかし、山口組から出席しないと連絡がありました。

岡山市では先月３０日、神戸山口組と山口組双方の傘下の暴力団が関わる銃撃事件が発生し、県警は山口組分裂に伴う抗争事件とみて捜査を進めています。

特定抗争指定暴力団に指定されると、公安委員会が定めた警戒区域で構成員が５人以上で集まることや、組事務所への立ち入りなどが禁止され、違反した場合組員を逮捕することが出来ます。

その「警戒区域」には、岡山市が指定される見込みです。県公安委員会では２２日、神戸山口組側の意見聴取の場を設ける予定です。