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麦の穂が黄金色に輝く「麦秋」 高校生が大麦収穫体験【岡山・岡山市】

2020.05.27

麦の穂が黄金色に輝く「麦秋」 高校生が大麦収穫体験【岡山・岡山市】

麦の穂が黄金色に輝いて見えることから「麦秋」といわれるこの時期。
農業を学ぶ岡山市の高校生がビール用の大麦の収穫を体験しました。

収穫を体験したのは興陽高校農業科の3年生13人で、5月26日はグループに分かれて交代で作業を行いました。刈り取りは大型のコンバインを使って行います。
操作するのは、初めて。
始めはぎこちなかったものの先生にアドバイスをもらうとすぐにコツを掴み2ヘクタールの畑を忙しく動き回りました。
(生徒は…)
「普通のコンバインよりも少し難しかったが慣れたらやりやすかった。おいしいビールができたらいいなと思う」                    
3年生にとっては学習の集大成となる大麦の収穫。大麦は収穫期を迎える一方、新型コロナの影響で臨時休校になり実習そのものが危ぶまれていましたが緊急事態宣言の解除を受け、マスクと手袋の着用など感染予防策をした上で何とか収穫に間に合わせました。
(岡山県立興陽高校農業科 松岡聡作物部長)
「3カ月くらいまともに農業実習ができていないが、生き生きとやっている姿を見て本当に安心した。子供たちの健康管理を最優先に考えながらいろんな体験をして成長してほしい」          
2020年の出来は上々だそうで、収穫後は、JAを通して大手ビールメーカーに出荷されることになっています。