高松市の洋菓子店が看板メニューのプリンを購入した客にあるサービスを始めました。需要が低迷する牛乳の消費を促そうというその内容とは。濃厚な甘さと口の中でとろける食感が売りの看板メニュー、クリーミープリン。このプリンを１箱買うと４５０ミリリットルの牛乳１本が無料で付いてきます。高松市の「菓子工房ルーヴ」が飲食店の休業や学校給食の休止で供給先がなくなり苦境に立たされている酪農家を支援しようと始めました。酪農業や乳業の現状を知ってもらうことや、牛乳の消費を呼びかけるのが狙いで取引先の乳業メーカーから家庭用の牛乳をまとめて仕入れました。
（牛乳を受け取った人は…）
「きょう初めて知った。こういう取り組みがあるのは良い。みんなで協力してあげなければ」
（ルーヴ　野崎幸三社長）
「牛乳を主成分とした商品を生業にしていますので、何か一助というか、このきっかけで家庭の牛乳消費が少しでも増えたらよい」
酪農家を支援するこのサービス。高松市内の菓子工房ルーヴ３店舗で24日まで行われます。