香川県は、新型コロナウイルスの感染対策をしているとして独自に認証した飲食店に、１０万円の応援金を給付することを決めました。

１０万円の応援金を給付するのは、アクリル板の設置や換気の徹底などの感染対策をしているとして、香川県が独自に認証した飲食店です。

県内に約５０００ある飲食店のうち、これまでに認証を受けた店は５１４にとどまっています。

第５波においても飲食をきっかけにした感染者は依然多く、県は、応援金の給付により認証店を増やし、感染の再拡大を防ぎたい考えです。

２０２２年１月末までに約２５００の店を認証できるよう、事業費として２億６０００万円を見込んでいます。

また、まん延防止等重点措置による飲食店の酒類の提供停止で影響を受けているアルコールの販売事業者に最大６０万円を給付することも明らかにしました。

県は、こうした新型コロナの経済対策を盛り込んだ補正予算案を、９月１５日開会の９月定例県議会に提案する予定です。