2017年 7月 24日
岡山県議政務活動費 返還求め提訴
岡山県議会議員53人が2015年度、支出した政務活動費のうち約1億1800万円が違法だとして岡山市の市民団体が、県に返還させるよう知事に求める訴えを24日、岡山地裁に起こしました。訴えを起こしたのは市民オンブズマンおかやまです。訴えでは、2015年度、岡山県議53人が支出した政務活動費のうち約1億1800万円が違法だったとして県に返還させるよう伊原木知事に求めています。違法とした支出は1人あたり約15万円から401万円で、議員やその家族が代表を務める会社の家賃や人件費などが含まれています。また2015年度から領収書の提出が義務付けられた1万円以下の支出についても、新年会や懇親会の飲食代などが違法だとしています。提訴を受け伊原木知事は「訴状を精査し、既に係争中のものと同様に、支出の正当性を主張して参りたい」とコメントしています。

非常勤講師にPTA会費から交通費支給は18校
岡山県立高校で非常勤講師の交通費をPTA会費から不適正に支給していた問題で、昨年度、不適正な支給をしていたのは18の高校で、その総額が約1000万円に上ることがわかりました。24日に開かれた岡山県議会の文教委員会で県教委が明らかにしたものです。昨年度、PTA会費から交通費を非常勤講師に支給していたのは18の県立高校で、合わせて184人に対し、総額965万円余りに上ります。大半は都市部から離れた地域の高校で、支給額が最も多かったのは新見高校の約196万円、次いで鴨方高校が約127万円でした。県教委によりますと背景には大半の学校で人材確保の難しさがあるということです。県立高校の非常勤講師の交通費は一律210円で勤務1時間当たりの報酬、2740円に含まれていて、県教委のマニュアルではPTA会費からの交通費支給は禁止されています。県教委は不適正な支給があった学校全てに是正するよう指導するとともに、「実態に即した交通費支給の在り方を検討したい」としています。