2017年 4月 26日
児童虐待死亡例について報告書
去年1月、岡山県和気町で母親が無理心中を図り中学生の長男を殺害した事件について岡山県社会福祉審議会が問題点を報告書にまとめ岡山県に提出しました。関係機関で情報が共有されず親子が孤立化していた状況が浮かび上がりました。報告書は大学教授や弁護士などで作る岡山県社会福祉審議会の検証部会が県の依頼を受けまとめたものです。検証したのは去年1月、和気町の自宅で母親が中学生の長男を道連れに無理心中をはかり長男を殺害したとして殺人などの疑いで逮捕、起訴された事件です。報告書では母親は5人の子供を抱え経済的に余裕がなく育児放棄の状態が長期化、長男も不登校となっていたと指摘しました。その上で児童相談所や福祉事務所など関係機関が情報を共有しておらず十分な支援ができずに親子が孤立化していた結論づけています。県では報告書を各自治体や関係機関と共有し、来月策定する児童虐待防止に関する条例の行動計画に盛り込みたいとしています。

宇多津町が子ども食堂開設
学校から帰宅後、一人で過ごすことが多い子供たちに居場所や食事を提供する、いわゆる子ども食堂が昨夜、香川県宇多津町にプレオープンしました。施設は宇多津町の古い町並み地区にある民家を改装しました。両親が共働きなど1人で過ごす時間が多い地域の子供たちに居場所や食事を提供しようと宇多津町が開設し社会福祉協議会に運営を委託しました。集まったのは幼稚園児から中学生までの6人とその保護者らあわせて12人。食費として子供1人100円、大人1人400円を徴収し、地域の人たちと一緒に折り紙で遊んだり夕食のカレーを作ったりしました。普段はお母さんと2人だったり時には1人で食べている食事も大勢で食べると違う味わいです。NPO法人や民間が行うこうした施設はこれまでにもありますが香川県によりますと県内で自治体が主体となって行うのは宇多津町が初めてということです。次の開催は来月23日の予定で、宇多津町ではニーズなどを調査し6月以降、本格稼働させたいとしています。