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「解除できるところまで改善できていない」緊急事態宣言延長へ 伊原木知事は歓迎も反応は様々【岡山】

2021.05.28

「解除できるところまで改善できていない」緊急事態宣言延長へ 伊原木知事は歓迎も反応は様々【岡山】

政府は岡山県など9つの都道府県に発令中の緊急事態宣言について、6月20日までの延長をこのあと決定します。伊原木知事は延長を歓迎する一方県民の反応は様々です。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「延長の流れについてはありがたい。岡山県の状況、とても緊急事態宣言から解除できるようなところまで改善できていない。」

伊原木知事は5月28日の定例会見でこのように述べ、緊急事態宣言の延長を歓迎しました。

一方で、県民からは様々な声が聞かれました。

(県民は…)
「ちょっと残念、歓迎会とかもなかった。仲良くなれるチャンスを失っている感じがする。」
「ここで緩めてしまい、またリバウンドするというのは分科会も警戒していることだと思う。ここは県民みんなで協力して抑え込みにいくのが必要かなと。」
「(自粛生活の)ストレスが精神的に無理。」
「やむを得ないがそれでも(経済が)回ってほしい。お店の人とか大変困っているみたいなので。」
「部活なども延びたりして学生もすごく大変。環境の変化とかに追いついていけない。」
「全員が(ワクチンを)打てば元に戻ると思うので、それまでしっかり我慢するしかない。」

宣言の延長を受け伊原木知事は飲食店への時短、休業要請を宣言に合わせて延長する一方、休日の休業を要請している大型商業施設や、無観客での開催を要請したスポーツの試合など一部については6月から緩和する考えを示しました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「考えられる一番強いブレーキを踏む、長くは踏めないが5月いっぱいは踏む決断をして、無理なお願いもしてきた。延長してからは少し現実的なブレーキに切り替える。」

県はこのあと午後7時から対策本部会議を開き県民への要請内容を正式決定します。