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市民全員に10万円給付掲げた新丸亀市長に聞く 目指すまちづくりとは【香川・丸亀市】

2021.05.05

市民全員に10万円給付掲げた新丸亀市長に聞く 目指すまちづくりとは【香川・丸亀市】

8年ぶりのトップ交代です。

新型コロナウイルスの経済対策として、市民全員に10万円を給付する政策を掲げて当選した丸亀市の松永恭二新市長に、市政運営に関する抱負を聞きました。

丸亀市役所に初登庁した松永市長。

4月18日の市長選では、新型コロナウイルスの経済対策として、市民全員に10万円を給付する政策を掲げ、前の市長との一騎打ちに僅差で勝利しました。

就任早々、公約の実現に向けて動き始めています。

(松永恭二市長)
「新型コロナによって影響を受ける人々、特に飲食業、停滞している経済を、もう一度元気に循環させる。もう一つは市民の生活をみんなで守る(のが目的)。(もともと)現金給付を言っていたが、クーポン券、商品券など(で給付)の意見ももらっているので、一番効果的で良い方法で制度設計を検討していて、(次の)6月議会(での提案)を目指す」

丸亀市の人口は約11万人。全員に10万円を給付する場合、100億円を超える費用が必要になります。

松永市長は、市のボートレース事業を財源とする考えです。

(松永恭二市長)
「財源はボートレース全体での留保金、収益、丸亀市が持っている基金を承知しているので、組み合わせて捻出はできる。(市の借金は大丈夫か?)膨らまさない」

選挙戦では、10万円給付の経済対策を前面に掲げましたが、感染対策や人口減少対策も喫緊の課題とされています。

(松永恭二市長)
「感染症に強い街を目指さないといけないので、ワクチン接種、これをどれだけ速やかに打てるのか。人口減少も大きい問題。人口減少にどう取り組むか」

特に人口減少対策として、前の市長が強く推進した子育て政策にも力を入れる考えです。

(松永恭二市長)
「子育て環境の充実。前の市長も取り組んでいたが、引き続き発展させる。まずは学校施設の整備、GIGAスクールなどに取り組み、子育て環境を充実させる」

また、中心市街地の活性化や、豪雨災害で崩落した丸亀城石垣の復旧など、課題が山積しています。

松永市長が目指すまちづくりとは…

(松永恭二市長)
「市外のたくさんの人が訪れる、街全体を自慢に誇りに思える丸亀を作る」