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ブルートレインが遍路宿に うどん店店主の発案 移送費用約1700万円【香川・観音寺市】

2021.04.23

ブルートレインが遍路宿に うどん店店主の発案 移送費用約1700万円【香川・観音寺市】

かつて寝台特急、「ブルートレイン」として活躍した車両が、観音寺市で宿泊施設として再生されることになり、オープンに向けた準備が進められています。

観音寺市の雲辺寺ロープウェイ駐車場に置かれた2両の列車。

2008年まで活躍した「ブルートレイン」の客車です。

善通寺市にあるうどん店の店主で、鉄道ファンの岸井正樹さんが、鹿児島で放置されていた客車を引き取り、宿泊施設として活用します。

移送費用約1700万円は、インターネットなどを通じて集めました。

鹿児島から4日がかりの大移動は、4月18日に終わり、現在は表面の塗装の修繕などが行われています。

(岸井うどん 岸井正樹店主)
「本当に感慨深い。人のつながりの大事さを感じた。鉄道マニアからお遍路さん、小さい子供たちまでひっくるめて楽しめるようにしていきたい」

ブルートレインの客車は、お遍路さんや観光客向けの宿泊施設「オハネフの宿」として年内にオープンする予定です。