2021.04.09
先輩の背中を見て全員が目標を「マラソン」に設定 天満屋女子陸上競技部 新メンバー加入【岡山・岡山市】
多くの企業で、新入社員が社会人としての生活をスタートしています。東京五輪の女子マラソン代表に内定している前田穂南選手などが所属する天満屋女子陸上競技部にも、この春3人の新メンバーが加わりました。武冨豊監督が期待を寄せる3人を紹介します。
(嵯峨山佳菜未選手)
「兵庫県出身の嵯峨山佳菜未です。将来はマラソンで活躍したいです。」
(小汲紋加選手)
「神奈川県出身の小汲紋加です。将来はマラソンを頑張りたいです。」
(渡邊桃子選手)
「大阪府出身の渡邊桃子です。私も将来はマラソンでしっかり活躍できるよう頑張ります。」
(3人)
「頑張ります!」
「武冨監督のもとで自分を磨きたい」と天満屋への移籍志願 嵯峨山佳菜未選手
この春天満屋に入社した3人の新メンバー。この日は前田穂南選手や小原怜選手らとともに全体練習に参加しました。
嵯峨山佳菜未選手22歳。2020年まで陸上の強豪・第一生命に所属していましたが、名将・武冨豊監督のもとで自分を磨きたいと天満屋への移籍を決めました。
(嵯峨山佳菜未選手)
「前いたチームよりも休みが少なく集合も多いが、メリハリがあって、この環境にいられることが幸せ。」
そんな嵯峨山選手は前田穂南選手と同じ大阪薫英女学院高校出身。1年生の頃から全国高校女子駅伝の1区を任されるなど実力は十分です。
(武冨豊監督)
「潜在能力が高いのでエースとして期待できる。」
(嵯峨山佳菜未選手)
「この一年はまずは体づくりから頑張って強い選手になれるよう頑張る。」
「将来マラソンを走りたいから天満屋に」夢実現に向け所属を志願 小汲紋加選手
続いては。
(小汲紋加選手)
「将来はマラソンで結果を残せる選手になりたい。」
小汲紋加選手22歳。東京の玉川大学出身で4年生のときには陸上競技部のキャプテンとしてチームをまとめてきました。マラソンで勝ちたいという強い思いで天満屋入社を決意しました。
(武冨豊監督)
「大学から是非将来マラソンをやりたいから天満屋に行きたいということで言われた選手でマラソンを走りたいという思いが強いのでそれを実現させてあげたい。」
(小汲紋加選手)
「いろいろな支援を受けている中で結果を残したいし、支えてくれる人に走りで感謝を伝えたい。」
「一つ一つ自分を成長させてくれるのが天満屋」世界挑戦に向け基礎から鍛えるために志願 渡邉桃子選手
最後に紹介するのは。
(渡邉桃子選手)
「将来はマラソンで日本代表選手になって先輩方のように世界で活躍できる選手になりたい。」
渡邉桃子選手22歳。渡邉選手も大阪薫英女学院高校出身で嵯峨山選手とは同級生です。学生時代に目立った経歴はありませんが武冨監督は人一倍の期待を寄せています。
(武冨豊監督)
「前田選手が高校から入ってきたときのように朝練習もみんなが練習が終わってから10分ぐらい毎日走ったり粘り強さがあるので、1年もすれば体ができてマラソンでも十分通用する選手になるのではと期待している。」
(渡邉桃子選手)
「全国で活躍したわけでもないが、一つ一つでも自分を成長させていこうという気持ちでやっている。」
天満屋女子陸上競技部の将来を担う新メンバー3人。偉大な先輩の後を追って世界の舞台に立つ日が楽しみです。