2021.04.08
瀬戸内に広がる海のサクラ満開 春の味覚 サクラダイ漁 最盛期 【岡山・笠岡市】
各地で見頃を迎えているサクラ。「海のサクラ」も今が旬です。
瀬戸内の春の味覚、マダイ。この時期に揚がるものはサクラダイとも呼ばれます。笠岡市沖の瀬戸内海で最盛期を迎えた漁の様子を取材しました。
(戸田奈沙記者)
「笠岡の港沖です。この先にサクラダイのポイントがあるとのことでこれから行きます。」
笠岡市の漁港から船に揺られること、25分。サクラダイの定置網を仕掛けているポイントへ。
(漁師 竹田航平さん)
「今日は天気も最高だし期待できる。」
漁師の竹田航平さん。2日前に仕掛けた袋状の網をゆっくりと引き揚げると。
(戸田奈沙記者)
「すごい量です。」
網の中には隙間もないほど魚がぎっしり。そのほとんどがサクラダイです。名前の通り、見た目はまばゆいばかりの鮮やかな桜色。この時期は産卵前のものも多く脂ののりがよく身がふっくらしているそう。持ち上げてみると…
(竹田航平さん)
「3キロくらいあります。」
なんと、小型犬ほどの重さがあるといいます。
実は近年海水温の上昇で栄養豊富なプランクトンが多くなったことなどから、サクラダイの漁獲量は増加。20年前と比べると約6倍になっています。
近所の人に春の味覚をおすそ分けすると…
「ありがとう、瀬戸内海のタイは甘い。」
祖父の代から続く漁師の仕事を継いだ竹田さん。3代目となって7年が経ちます。
(祖父 利之さん)
「昔はサクラダイを料亭がこぞって狙ってた。」
(竹田航平さん)
「瀬戸内にとって王者のような魚、見た目もキレイだし色んな人に食べて欲しい。」
(祖父 利之さん)
「孫が漁を継いでくれて嬉しい。」
瀬戸内に春を告げるサクラダイ。旬は5月上旬まで続きます。
瀬戸内の春の味覚、マダイ。この時期に揚がるものはサクラダイとも呼ばれます。笠岡市沖の瀬戸内海で最盛期を迎えた漁の様子を取材しました。
(戸田奈沙記者)
「笠岡の港沖です。この先にサクラダイのポイントがあるとのことでこれから行きます。」
笠岡市の漁港から船に揺られること、25分。サクラダイの定置網を仕掛けているポイントへ。
(漁師 竹田航平さん)
「今日は天気も最高だし期待できる。」
漁師の竹田航平さん。2日前に仕掛けた袋状の網をゆっくりと引き揚げると。
(戸田奈沙記者)
「すごい量です。」
網の中には隙間もないほど魚がぎっしり。そのほとんどがサクラダイです。名前の通り、見た目はまばゆいばかりの鮮やかな桜色。この時期は産卵前のものも多く脂ののりがよく身がふっくらしているそう。持ち上げてみると…
(竹田航平さん)
「3キロくらいあります。」
なんと、小型犬ほどの重さがあるといいます。
実は近年海水温の上昇で栄養豊富なプランクトンが多くなったことなどから、サクラダイの漁獲量は増加。20年前と比べると約6倍になっています。
近所の人に春の味覚をおすそ分けすると…
「ありがとう、瀬戸内海のタイは甘い。」
祖父の代から続く漁師の仕事を継いだ竹田さん。3代目となって7年が経ちます。
(祖父 利之さん)
「昔はサクラダイを料亭がこぞって狙ってた。」
(竹田航平さん)
「瀬戸内にとって王者のような魚、見た目もキレイだし色んな人に食べて欲しい。」
(祖父 利之さん)
「孫が漁を継いでくれて嬉しい。」
瀬戸内に春を告げるサクラダイ。旬は5月上旬まで続きます。