感染の再拡大が懸念される新型コロナウイルスですが、岡山県で３月３１日までの１週間に確認された患者のうち、約７割が変異ウイルスに感染したとみられることが分かりました。

２日開かれた県の対策本部会議で示されました。

県のスクリーニング検査の結果などによりますと、３１日までの１週間に感染が確認された５８人のうち、約７割にあたる４１人が変異ウイルスの感染とみられるということです。

これを受け、伊原木知事は、県内の感染状況について最も切迫度が低いステージ１からステージ２に引き上げると明らかにしました。

（岡山県　伊原木隆太知事）
「第４波の入り口になりうる。このままの状態でいればほんの２週間、３週間後に岡山で大変なことになっている。入院できるか分からないとここで私が叫んでいる可能性はある。」

また、県は、県民への３つのお願いとして、マスクの着用など、新しい生活様式の実践、会食時の感染予防徹底、まん延防止等重点措置の対象となった大阪、兵庫、宮城との不要不急の往来の自粛を呼びかけました。