新年度のスタートまであと少しとなりましたが、早くも２０２２年の春の新入学を見越したランドセル商戦がスタートです。
岡山市のデパートで、今年の傾向を取材しました。 岡山市北区の天満屋岡山店では、これまでで最も早く、２２日から特設コーナーを設け、５万円台から１０万円台まで約８０点のランドセルを取り揃えました。 売れ筋は７万円前後のもので、豊富なカラーバリエーションはもちろん、刺繍などのデザイン性や機能性にこだわった商品が目立ちます。

（森夏美アナ）
「淵に反射材がついていて、より子供の安全を守れるようになっています。暗いところで見ると…」 このシリーズは、ランドセルの形に沿ってつけられた反射材が、車のライトで光ることで、雨の日や暗い夜道でも子供の存在を確認しやすく、安心と保護者から高い人気を誇る商品です。

いろいろなメーカーのものをじっくり見たいという客のニーズに合わせて、ここ数年は販売開始が特に早まっていて、初日の２２日も早速、家族連れらが訪れ、お気に入りの１点を探していました。 （訪れた人は…）
「早すぎる気もするが、気に入ったのを買ってあげたいので、じっくり選びたい」「早めに届いて写真撮影したい」
（天満屋岡山店ランドセルコーナー　妹尾美幸さん）
「年々問い合わせや需要が早まっている。ニーズに合わせて早い展開をしている」 天満屋岡山店の販売のピークは、ゴールデンウィークをはさむ４月末から５月いっぱいで、その頃には種類が３倍の約２５０点にまで増えるということです。