この春卒業する赤磐市の小学６年生に、スペースシャトルの形をしたタイムカプセルが贈られました。新型コロナウイルスに負けずに成長した児童たちへのプレゼントです。

（除幕）

赤磐市の石相小学校では、６年生１４人が参加して贈呈式が行われました。

贈られたのは宇宙船「スペースシャトル」の形をしたタイムカプセルです。

児童たちに最後の思い出を作ってもらおうと、地元の金属加工会社が特別に作りました。

（富士鋼業　仙田美緒さん）
「１つでもいいので思い出ができるようにとさせてもらった夢を忘れずに夢を追いかけてほしい。」

コロナ禍で不自由な学校生活を余儀なくされた児童たちですが、工夫しながら学校行事を楽しみ成長してきました。

（児童は）
「運動会があったんですけど応援合戦でいつもは大きい声だすのを頑張ってたんですけど２０２１年、声が出せなくてポンポンを持ったりしてダンスをした。」
「これからもいつもと違うこととかたくさんできるように頑張ってねって言いたい。」
「コロナ禍で制限があったがその中でもみんなでできること考えてやったのが楽しかった。」

タイムカプセルには、１９日の卒業式までに２０歳になった自分にあてた手紙を入れることにしています。

（児童は）
「かっこよかった。」
「作った人の技術や思いが込められている。」
「２０歳の自分への質問を書いた２０歳の時何が好きか質問した。」

児童たちの夢は、スペースシャトルのように未来に羽ばたきます。

（児童は）
「最高の卒業式にします！」