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サイバー犯罪や薬物捜査に理系学生求む!香川県警が大学に出向き仕事の魅力PR【香川】

2021.03.05

サイバー犯罪や薬物捜査に理系学生求む!香川県警が大学に出向き仕事の魅力PR【香川】

サイバー犯罪捜査など、専門知識を生かせる理系学生を募ります。

香川県警が2022年春に向けた採用活動の一環として、香川大学の理系学生だけを対象にした就職説明会を開きました。

(高松東警察署 垣見真博署長)
「薬物捜査や環境犯罪捜査に携わっておりました。大学の専門知識は十分活用できるということを知っている」

学生たちにこう語るのは、香川大学農学部OBで、高松東警察署の垣見真博署長、その話に熱心に耳を傾けているのは、全員理系の学生です。

香川県警が、理系学生だけを対象に開いた就職説明会です。

サイバー犯罪捜査や薬物捜査、交通分析など、理数系の知識を生かせる警察業務の魅力をPRし、警察官を志望する学生を開拓するのが狙いです。

香川県警が2020年採用した大卒警察官32人のうち、文系の出身は30人と、その大部分を占めていて、理系学生へのPRが大きな課題となっています。

(参加した学生は…)
「コンピューターの知識とか、いろいろな分野でスキルが生かせると知った。就職先の1つの選択肢として考えたい」
(高松東警察署 垣見真博署長)
「分析力、数値調査力など、十分理系的発想は生かせる。今後も理系学生は必要」

技術の高度化が進み、新しい犯罪なども増える中、香川県警は、多様な人材の確保のために今後もこのような採用活動を展開することにしています。