ノロウイルスによる食中毒が増えているとして、岡山県は、25日、県内全域に食中毒注意報を出し、注意を呼び掛けています。
岡山県によりますと、ノロウイルスによる食中毒の届け出件数が、2週間連続で前の週を上回り、発令基準に達し、今後も増える恐れがあるということです。
今後、保健所が、飲食店やホテルなど食中毒の発生リスクが高い施設を対象に、監視指導や発生防止の啓発を強化します。
県では、ウイルスがつかないよう調理の前後に石けんを泡立てよく洗うなど、清潔にすることや、食品の中心温度を85℃から90℃で1分半以上加熱するよう呼びかけています。
発令期間は、25日から3月末までです。