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2021.02.25

予算シリーズ「岡山市」過去最大の3441億円「未来を守り・拓く予算」【岡山・岡山市】

シリーズでお伝えしています岡山・香川の新年度当初予算案、2月24日は岡山市についてです。一般会計の総額は、5年連続過去最大の3441億円、2つの柱に重きを置いた予算案となっています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「未来を守り、未来を拓く予算とネーミングした。」

岡山市の新年度当初予算案は、一般会計の総額で約3441億円、5年連続で過去最大を更新しました。

(報告早川祐貴)

「大森市長は、今回の予算案を未来を守る。そして未来を拓く予算と表現しました。その2つの柱の1つ、未来を守る予算の最大の事業は新型コロナウイルスの対策です。」

当初予算案には新型コロナの対策として15億5000万円余りを計上、一方で前倒しして行う対策やワクチン接種に関する費用、総額約67億円は2月補正予算案に盛り込み、今後も状況に応じて補正予算を組んで対応する余力を持たせました。

(報告早川祐貴)
「もう1つの柱、未来を拓く予算ではここ、JR岡山駅への路面電車の乗り入れなど、将来をにらんだ事業を推進します。」

3年越しの議論でまとまった高齢者や障害者の路線バス、路面電車の運賃を半額にし、その差額を補てんする事業に約3億9500万円、新しい市民会館、岡山芸術創造劇場の整備や岡山城のリニューアルなど旭川周辺のにぎわいづくりに力を入れます。

県庁通りの1車線化は半分が3月までに終わり、2021年度で残りの半分も終わる計画です。

このほか2022年4月での待機児童解消を目指す保育士の確保対策は、さらに次の年度も継続して行うことを明言するなど、子育て・教育に関する重点事業は拡充し、これからの社会を見据え温暖化対策やデジタル化による窓口の利便性向上などには新規で取り組みます。

(岡山市 大森雅夫市長)
「新型コロナへの対策をしっかり行うことで市民生活や地域経済の未来を守り、岡山市の目指すべき将来の都市像に向けた様々な重点政策を着実に実施することで、未来を拓く予算となっている。」

一方で、新型コロナの影響で税収は56億円の減少です。予算要求額に上限を設ける「シーリング」で20億円を削減し、貯金にあたる財政調整基金などの取り崩しは、2020年度とほぼ同じ73億円にとどめました。

また、借金にあたる市債は、市の負担額が少ないものを活用し、財政指標は政令市のなかでも上位を維持しています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「中長期的な視点に立ち、財政運営の健全性を確保した上で岡山市の持続的な発展と市民生活の充実に資する取り組みをしっかりと推進してまいります。」

(報告早川祐貴)
「新型コロナ対策など待ったなしの課題解決と、これからの岡山市の将来像の実現をにらんだ今回の予算。厳しい財政状況の中、今と未来、そして守りと攻めの両立を目指した予算と言えそうです。」