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2021.01.26

架空請求の詐欺で280万円の被害‥‥警察が注意呼びかけ【岡山】

携帯電話会社を装うショートメールを使った架空請求の詐欺で岡山市の女性が約280万円の被害を受けました。警察が詐欺の疑いで捜査を進めるとともに県民に注意を呼び掛けています。

(ナレーション)
「カスタマーサポートセンターです。利用料金に関する訴訟最終通知の御連絡です。至急連絡ください」

これは岡山市の女性の携帯電話に届いたショートメールです。女性は1月18日、書かれた連絡先に電話したところ有料サイトの利用料金を請求され、約80万円を振り込みました。その後、別の団体から電話があり、「携帯のIPアドレス、電話番号が悪用されて90人の被害が出ている。サイバー保険加入の保証金が必要」と言われ約200万円を振り込み、合わせて約280万円の被害を受けました。警察は詐欺の疑いで捜査を進めています。岡山県内の去年の架空請求詐欺の被害は22件で、被害額は約2億8530万円に上ります。警察は金銭の要求や未納料金に関するものについては書かれた番号に電話を掛けたりURLに接続しないよう注意を呼び掛けています。