感染拡大が続く新型コロナウイルス、具体的に何に気を付けて過ごせばいいのか。岡山県は、ＳＮＳを通じて定期的に発信しています。

「作業室では全員マスク着用、昼食は窓を閉じた別室で歓談しながら食べていた。この昼食の際に感染がおこった可能性が高い」

１人の感染者から、職場のほかの３人に感染した。これは実際にあった岡山県内の感染事例です。マスクを外す食事の時は感染リスクが高く歓談は食事後、マスクを付けて行うよう呼びかけています。こうした情報が発信されているのは、県の公式ツイッターやユーチューブチャンネルです。

（動画の中での専門家の話）
「ウイルス量がピークを越えて低下したころにやっと症状が出てくるため、その時点からマスクや手指衛生で予防しても、時すでに遅しとなってしまいます」

症状がなくてもマスクを付けることがなぜ大切なのかや、感染が相次ぐ飲食の場での注意点など動画や資料を通して定期的に発信しています。県内の感染者数の高止まりが続く中、県は改めて基本の徹底を呼びかけています。