日本の文化財などを観光資源として発信する日本遺産に、２０１９年選ばれた丸亀市の石の産地、広島などを巡るツアーが行われました。ツアーは、日本遺産に認定された丸亀市沖にある石の産地、広島と本島を巡るもので丸亀市民２０人が参加しました。一行が向かったのは広島の採石場。ここで採れる青木石は硬いながらも粘り気があるため加工しやすく、豊臣秀吉が大阪城の築城の際に使ったと言われています。現在は墓石のほか海や川の護岸用の石として出荷しています。参加者はハンマーで大きな石を割ったり、島内にある資料館で採石に使う道具を見学するなどして石への理解を深めていました。

（参加者は）
「採石場を見たことはあったがあんなに近くに行ったことはなかったので勉強になった」

丸亀市は2021年度もツアーを開催し、日本遺産に認定された広島と本島をＰＲしていきたいと話していました。