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三豊市に続き東かがわ市でも発生…鳥インフルエンザ殺処分進む【香川・東かがわ市】

2020.11.09

三豊市に続き東かがわ市でも発生…鳥インフルエンザ殺処分進む【香川・東かがわ市】

三豊市に続き、東かがわ市の養鶏場でも病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあるニワトリが見つかりました。香川県は両方の養鶏場で殺処分を進めるなど、防疫体制の強化に追われています。

(小野修司記者)
「三豊市でも殺処分を行っているため、東かがわ市の養鶏場では作業員は少ないができることから急ピッチで進めている」  

東かがわ市の養鶏場では11月7日、死んだニワトリの数が増加していると県に連絡があり、検査の結果、H5亜型の病原性の高い鳥インフルエンザの疑いがあることが分かりました。
飼育されているのは、採卵用の約4万8000羽で、県は不足している防護服を徳島県から提供してもらい、3日程度ですべて殺処分することにしています。
半径10キロ以内には12の養鶏場があり、県は対策本部会議を開き、防疫体制の強化を確認しました。

(香川県 浜田恵造知事)
「三豊市の事案とともに東かがわ市の事案も国や自衛隊始め作業を請け負っている関係者の応援をもらいながらできる限り防疫措置を実施する」

東かがわ市と三豊市の養鶏場は、50キロほど離れていて人の交流はありませんが、同じ渡り鳥が落とした糞などでウイルスが持ち込まれた可能性があり、県は関連性について詳しく調べています。
一方、三豊市の養鶏場では、24時間態勢で続けている約33万羽の殺処分が8日に完了する見通しとなりました。また、10キロ以内の115の養鶏場では異常は見られないということです。