香川で初めてとなる障害者野球のチームを設立しようとする男性がいます。チーム設立に向け本格的な活動をスタートさせました。

障害のある人もない人も一緒になって野球を楽しみます。
この障害者野球の体験会を企画したのは、丸亀市体育協会の職員、山中達也さん。実は元プロ野球選手です。
山中さんは坂出市出身で、２００６年に広島カープに入団。しかし２０１１年に事故で頸椎を損傷し、今も右半身に軽いマヒが残っています。
自分の障害をきっかけに興味を持ち始めたのが障害者野球で、今は香川県で初めてとなる障害者野球のチームを作ろうとしています。

（丸亀市体育協会　山中達也さん）
「香川県にもケガで夢半ばで野球をやめてしまった方がいると思う。夢をもう一度追い求める場を提供したいと思った」

これまでに数人のメンバーは集まりましたが、チームを設立するためには、最低でも１２人が必要なため、体験会をきっかけに新たな仲間を募ろうと考えたのです。

（丸亀市体育協会　山中達也さん）
「（体験会を開いて）香川県にチームを作らないといけないなとますます気持ちが強くなった。チーム設立に向けて頑張りたい」

山中さんは来年４月のチーム発足を目標にメンバーを集めることにしています。