新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。岡山県は１０月２８日、１日としては最多となる１５人の感染が確認されたと発表しました。また、岡山県は感染者の１人が死亡したと発表しました。

岡山県の発表によりますと感染が確認されたのは津山市、美咲町、総社市、井原市、新見市、鏡野町に住む２０代から８０代の男女１３人です。

井原市と鏡野町の感染確認は初めてです。

このうち、津山市の６人と美咲町の１人はクラスターが発生した津山中央病院の患者と職員で、この病院での感染者は合わせて１９人になりました。

総社市の男性はクラスターが発生した高齢者施設の職員と同居する家族で、２次感染となりました。井原市の男性２人は県内で同じ会食に参加していて、大阪から訪れた会食の参加者の感染が分かり、検査を受けた結果、感染が分かりました。

新見市の男女２人と鏡野町の女性は発熱などの症状が出て感染が確認されました。

また県は１０月２８日、感染者の１人が死亡したと発表しました。年代や性別は非公表で死因は新型コロナ以外だということです。新型コロナの患者が死亡するのは県内で３人目です。

岡山市でも４０代の自営業の男性が感染しました。岡山市によりますと男性は１０月２５日に発熱の症状が出て、１０月２７日、感染が確認されました。

男性は県外などへの移動歴は無く感染経路は不明で、濃厚接触者は現在、調査中です。また、倉敷市でも４０代の男性が感染しました。

倉敷市によりますと男性は１０月１６日、茨城県に１人で日帰り出張していて、同居の家族４人と職場の同僚４人が濃厚接触者となっています。

これで岡山県内の感染者は２２９人になりました。