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児童・生徒の問題行動調査まとまる…岡山では「不登校」・香川では「いじめ」が増加【岡山・香川】

2020.10.22

児童・生徒の問題行動調査まとまる…岡山では「不登校」・香川では「いじめ」が増加【岡山・香川】

岡山・香川の小・中・高校で2019年度発生したいじめなどの問題行動や不登校の数がまとまりました。岡山では小・中学校で不登校の子供が増加しています。

文部科学省が行った調査はすべての小・中・高校と特別支援学校を対象に行われました。

このうち岡山では2019年度、30日以上欠席した児童・生徒のうち不登校の子供は、小学校で前の年度に比べ137人多い909人、中学校で147人多い1746人でした。小学校では1000人当たり9.1人と全国平均を上回っています。

無気力や不安によるケースが多くを占めていますが、家族行事を優先させるなど保護者の学校教育に関する無理解によるものも増えているということです。

一方、香川県ではいじめが増えました。

2019年度、把握したいじめは3190件で前年度より241件、8.2%増加しました。内容は冷やかしや悪口が多く、高校では携帯電話などで誹謗中傷するケースが目立つということです。

一方、1000人当たりの件数では全国平均を下回っていて、香川県教委では潜在的ないじめを把握できていない可能性があり、積極的な把握に努めていきたいとしています。