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2020.09.24

リアルな情報をいち早く!通報者がスマホ映像で…新119番通報システム導入【岡山・倉敷市】

倉敷市消防局が10月から通報者がスマートフォンのカメラを使って映像で状況を伝える新しい119番通報のシステムを導入します。現場の状況を具体的に把握し、救急、救助現場の質の向上につなげます。

事故や火事と遭遇した時、そして急病人を発見した時にする119番通報。
119番通報に新たな武器が…。

(大杉侑也 記者)
「倉敷市消防局が導入するのがLive119というシステム。私が通報者、こちらを通報現場と見立てると、このように撮影した映像を通信指令室と共有できる」

このシステムではまず、スマートフォンで119番通報をした人に消防がメールを送信、送られてきたURLを開くと撮影を始めることができ、消防に映像を送ることができます。

(消防とやりとり)
「もう少し右に回り込むことはできますか?」

撮影の指示など、指令員と話すこともでき、現場に向かう隊員が持っている端末にも映像が送られる仕組みとなっています。

(倉敷市消防局警防課 廣畑賢治課長主幹)
「通信指令員のニュアンスと通報者のニュアンスが違っていた。百聞は一見に如かず、動画でで見られればそのまま出動隊に伝わる」

導入のきっかけとなったのは2018年の西日本豪雨です。倉敷市消防局には管内の真備町から「川が氾濫している」などの通報が寄せられましたが、現場の状況を具体的に把握することは難しかったということです。

この時の教訓を生かし、リアルタイムの情報を共有することで「想定外」を減らすのも大きな狙いの一つです。

2019年、倉敷市消防局に寄せられた携帯電話の119番通報は約1万6000件、携帯電話からの通報は増えいていて、消防局は効果に期待を寄せています。

(倉敷市消防局警防課 廣畑賢治課長主幹)
「1分1秒でも早く、一人でも多くの命を救うために私たちが努力する方法。使える時に使ってみて評価をしながらより有効に使える方向で検討していきたい」

システムの導入は中国・四国・九州地方では初めてで運用は10月1日から始まります。

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