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観光と市民の足として活用に期待…シェアサイクル試験導入【岡山・倉敷市】

2020.09.17

観光と市民の足として活用に期待…シェアサイクル試験導入【岡山・倉敷市】

自転車を好きな時に借りられるシェアサイクルが、9月17日から倉敷市中心部で試験導入されました。新型コロナで激減した観光客の足として、また市民の足として活用が期待されます。

倉敷市役所の北側に9月17日から設置されたシェアサイクルのステーションです。

電動アシスト自転車が10台程並んでいます。ステーションは倉敷駅前の3カ所、美観地区周辺の4カ所など倉敷市中心部にあわせて9カ所あり、借りた場所とは別の場所に返すこともできます。

(中島悠希記者)
「使い方は、ダウンロードしたアプリの地図上で借りたい場所を選び、オンラインで決済をして自転車を予約します。先程予約した時の番号を自転車に入力すると…自転車をレンタルすることができる」

料金は15分70円で、1日最大1000円で、自転車は全部で55台あります。使い終わった後は、アプリで返却予約をして、自転車の返却ボタンを押せば完了です。

(倉敷市建設局まちづくり部 別府正樹次長)
「観光客は95%減、9割以上の減となっている」

元々の狙いは美観地区を訪れる外国人観光客でした。

国のインバウンド予算を活用しての導入でしたが新型コロナの影響で観光客は激減。アフターコロナを見据えながら観光客だけでなく、市民の足としての活用も図ります。

(倉敷市建設局まちづくり部 別府正樹次長)
「外国人観光客、今現在少ないが、合わせて国内の観光客、市民の皆さんにも活用してもらいどういった利用が図れるのか実験的に取り組みたい」

倉敷市によりますと試験導入は2021年1月までで、その後は、利用状況を見ながら本格的に導入するか検討したいということです。