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感染対策の影に潜む火災の危険性…消防職員が注意呼びかけ【岡山・岡山市】

2020.08.27

感染対策の影に潜む火災の危険性…消防職員が注意呼びかけ【岡山・岡山市】

新型コロナウイルスの感染対策として今や当たり前となった飛沫防止シートやアルコール消毒液。実はこれらは燃えやすく場合によっては火災の危険があるとして消防が注意を呼びかけています。

炎を上げて燃える飛沫防止シート。
アルコール消毒液は消防法上の危険物に該当し、引火しやすい性質があります。これらは新型コロナ対策として欠かせないアイテムですが、使い方に注意を呼びかけようと岡山市消防局が実験を行いました。

実験の映像は動画投稿サイト「ユーチューブ」でも公開する予定で、灘崎出張所の若手消防職員が注意を呼びかけました。

撮影するのも消防職員です。
大阪のたばこ売り場でライターの火が着くかチェックしようとしたところ、飛沫防止シートに引火した事例があることから危険性を呼びかけたいと若手職員が立ち上がりました。

(岡山市消防局 予防課 齋藤雅之課長補佐)
「現在、危険性の話をする機会や説明する機会が無い状態。そんな中で若い職員がSNS、ユーチューブ等の動画発信によって危険を伝えたいという取り組みをしたというのを聞いて、大変うれしく思い期待している」
       
感染対策の影に潜む火災の危険性。
火の用心はコロナ禍にあっても変わりありません。

(岡山市消防局 予防課 齋藤雅之課長補佐)
「飛沫防止シートや、消毒用アルコールに火災危険があるということを知ってもらい、覚えてほしい」