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2020.08.24

内視鏡検査での感染防げ 香川大学が地元企業と新装置を開発【香川】

医療現場での新型コロナウイルスの感染防止対策です。内視鏡検査の際に飛沫の拡散を防ぐ装置を香川大学が開発し今後、商品化を目指すと発表しました。

8月24日、公開されたデモンストレーションの様子です。患者は透明なフィルムに覆われ、医師はその外側から内視鏡検査を行います。
飛沫に見立てた粉に特殊なライトを当てた実験ではフィルムの中を舞う粉が外に出ていないことが分かります。これは香川大学が丸亀市の大倉工業と共同で開発した装置です。

内視鏡検査の際に患者がむせた場合でもフィルム内の空気をチューブで吸引して気圧を下げることで飛沫の拡散を最小限にとどめます。また現在は検査から室内の消毒や換気まで約30分かかりますが、飛沫が付着するフィルムやチューブを使い捨てにして一連の過程を10分程度に短縮できるということです。

(香川大学医学部附属病院 小原英幹プロジェクトマネージャー)
「コロナが蔓延している地域にこの製品を使ってもらい、安心した内視鏡検査を行ってもらえれば」

内視鏡検査はがんなどの早期発見に有効ですがコロナの感染拡大を受け安全な検査体制の確立が求められていました。

香川大学は2021年3月からこの装置の県内での販売を始めその後、全国展開を検討するとしています。