新型コロナウイルスの影響で臨時休業していた倉敷市の大原美術館が、２５日に営業を再開します。一足早く２３日プレオープンし、後援会の会員が名画を堪能しました。

（報告　藤本紅美アナ）
「通常なら３か所にある出入り口をこちらの１カ所に制限しています。体温を測定したあとアルコール消毒も行います」

大原美術館は、新型コロナウイルスの影響で４月１１日から臨時休業していましたが、感染防止対策を取った上で２５日から本館と工芸・東洋館の営業を再開します。入場できる人数を１５分おきに１０人程度に制限し、密にならないよう配慮するほか、入館者にはマスクを着けるよう求めた上で、館内のイスを間隔を空けて配置するなど、ソーシャルディスタンスを取れるよう感染防止対策を講じます。

（大原美術館　森川政典副館長）
「美術館が開館していることの必要性を感じた。開いていることで地域の皆さま方とつながっているということを感じている。１１月に開館９０周年１００周年に向けて歩みたい」

数々の名画を収蔵する大原美術館、いよいよ営業再開です。