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新型コロナ拡大で前倒し…軽症者・無症状患者の療養施設運用開始【岡山】

2020.07.26

新型コロナ拡大で前倒し…軽症者・無症状患者の療養施設運用開始【岡山】

岡山県内で新型コロナウィルスの感染が拡大していることを受け、県は、軽症や無症状の患者の療養施設として新たに確保した岡山市北区のホテルの運用を26日から始めました。運用が始まったのはJR岡山駅前の「アパホテル岡山駅前」です。感染の急速な拡大を受け、当初の開始予定を2日前倒ししました。

(萩原渉アナ)
「プライバシー保護のため道路側には幕。保健所等から移送された後、この場所で消毒し、少し離れた場所で県職員から説明受け、中に入る。」

確保されているのは207部屋。入所者は朝と夕方、自分で体温などを測って専用のシステムに入力し、常駐する看護師がシステムを閲覧、体調を確認します。ホテルの中は入所者の生活区域とスタッフのみが使用する区域とに分かれています。県の職員が各フロアに設置された机に弁当などを置き、入所者は各自の部屋で食事をとります。面会や外出は認められていません。

(岡山県保健福祉課 渡辺正課長)
「この1週間で感染22人。予防対策を取りたい」

ホテルとの契約期間は2020年10月末までで、契約金額は月額約5200万円。全額国の負担となっています。