岡山市は、市内に住む２０代の女性が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。女性は接待を伴う飲食店の従業員で、いわゆる「夜の街」や若い世代への感染拡大が懸念されています。

感染が確認されたのは岡山市に住むアルバイト従業員の２０代の女性です。

女性が働いているのは北区の繁華街にある接待を伴う飲食店で、７月１９日に味覚と嗅覚に異常を感じ７月２２日、感染が確認されました。岡山県外への移動歴はなく　現時点で感染源は不明で、判明している濃厚接触者は女性と同じ日に勤務した店の従業員など１１人です。

接待を伴う飲食店を巡っては市内の別の店で県内初のクラスターが発生しています。また、７月に入り県内で感染が確認された１９人のうち１６人が３０代以下の若い世代で、夜の街や若い世代の間での感染拡大が懸念されています。

（岡山市保健福祉局　福井貴弘局長）
「今月（7月）感染が確認されたほとんどが若い世代。高齢者と接するときなど、今一度注意していただきたい」

岡山県内の感染者はこれで４４人になりました。