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期待と不安のGoToキャンペーンスタート!高松空港で新たな感染症対策が始まる【香川】

2020.07.22

期待と不安のGoToキャンペーンスタート!高松空港で新たな感染症対策が始まる【香川】

香川県でも高松空港で新たな感染症対策が始まるなど、期待と不安の交じったキャンペーンスタートとなりました。

午前8時50分、高松空港では羽田便が定刻通り到着しました。平日のため乗客は多くありませんが観光客の姿も見られました。感染拡大中の観光旅行に複雑な思いを持っていました。

(観光客)
「千葉から観光で来た。(感染拡大中の観光はどう思う)最初は意識したがいつまで(自粛)か考えるとあれかなと思った」

(前川裕喜記者)
「今後、感染をどう防ぐかが課題です高松空港ではこんなことを始めた」

検温のためのサーモグラフィーカメラが設置されました。7月22日から空港に到着する羽田、成田、那覇のすべての国内便の乗客に検温を行います。
国内便の乗客の検温は初めてで、設置した香川県は37度5分以上の熱がある客がいれば県のコールセンターに連絡するよう求めるということです。ただ強制力はなく客の判断に任せています。

(香川県交通政策課 近藤壽文課長)
「強制力がない中の取り組みだが感染リスクが高い人は帰国者接触者相談センターにも紹介するので助言に従ってほしい」

自治体も警戒を強めています。幻想的な写真が撮影でき若者を中心に人気がある父母ヶ浜を持つ三豊市。先週、4人の感染が相次ぎました。山下市長は経済の回復が大切だとしながらもまずは感染対策の強化が必要としています。

(三豊市 山下昭史市長)
「(観光客に)楽しんでもらうため不安がある中でやらず来る側受け入れる側が万全な対策をしているという自覚が必要でそれを呼びかけていきたい」

経済回復のカギとなるキャンペーンですが各地で期待と不安の声が上がっています。