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安心して列車に乗って…列車内に抗菌・抗ウイルス薬剤を噴霧【岡山】

2020.07.21

安心して列車に乗って…列車内に抗菌・抗ウイルス薬剤を噴霧【岡山】

新型コロナウイルスの感染が広がる中、安心して列車に乗ってもらおうと、JR西日本岡山支社は、7月21日から、列車内で、ウイルスなどを除去する薬剤の噴霧作業を始めました。

(報告 竹下美保記者)
「つり革や座席など列車の中で人が触れるありとあらゆる場所に薬剤が噴霧されています。」

この作業は、JR西日本岡山支社が、在来線を走る約350の車両全てで実施するものです。噴霧された薬剤は、空気に触れると菌やウイルスを無害化する物質を発生させます。
人体には無害で、1度の噴霧で、3年から5年効果が持続するということです。

7月21日は瀬戸大橋線の車両で作業が行われ、作業員は、丁寧に薬剤を噴霧した後、利用客に抗菌加工が施されていることが分かるように、シールをはっていきました。

(JR西日本岡山支社 岡山電車区小森一区長)
「今回の噴霧によってウイルスを除去する効果を期待している。分散乗車や扉やドアを開けるというご協力は引き続きお願いしたいところだが、より安心してご乗車いただきたい」

JR西日本岡山支社は、年内には、全ての車両で、作業を終えたいとしています。