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岡山県内初のクラスター発生に若者の感染拡大懸念…伊原木知事注意呼びかけ【岡山】

2020.07.20

岡山県内初のクラスター発生に若者の感染拡大懸念…伊原木知事注意呼びかけ【岡山】

20日も感染が確認され、岡山県内では7月に入って16人が感染しました。岡山市では県内初となるクラスターも発生し、特に若者の感染拡大が懸念されるとして伊原木知事が注意を呼びかけました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「ある程度無症状ながら感染している若者が一定数、岡山ですらいると、考えざるを得ない」

臨時会見でこのように話した伊原木知事。無症状や軽症の若者が感染拡大の一因になっていると危機感をあらわにしました。その危機感が19日、最悪の形で顕在化しました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「クラスターが発生した」

19日の岡山市の会見です。接待を伴う飲食店の関係者、合わせて5人の感染が確認され、県内で初めてのクラスターが発生、5人は10代と20代の若者でした。

(岡山市 大森雅夫市長)
「市中感染のおそれなし、とは言えない現状」

岡山県内で7月、19日までに感染がわかったのは15人、特に14日以降は毎日感染者が出ています。年代別にみると20代が最も多く、10代から30代までで8割以上を占めています。伊原木知事は若者は無症状か軽症の場合が多く、気付かないうちに感染を広げてしまうおそれがあるとして注意を呼びかけました。

(岡山県 伊原木隆太知事)
「感染者と濃厚接触した心配がある場合や、少しでも発熱やのどの痛みなどの症状がある場合は、ただちに最寄りの新型コロナウイルス受診相談センターにご相談ください」

伊原木知事はこのほか高齢の家族がいる場合より慎重に行動することや、接触確認アプリの登録を呼びかけました。