新型コロナウイルスの影響で子供たちへの防犯教室などが開けないことを受けて、倉敷警察署が啓発用のＤＶＤを作りました。

（動画）
「さてここでクイズです。道路は自分たちだけが通る場所でしょうか？」
交通安全のクイズに不審者への対応。倉敷警察署の警察官が小学生に向けて作った動画です。

（倉敷警察署地域課　齋藤諒子巡査長）
「子供たちが安全に暮らしていくためにはどうこちらから伝えていけばいいかなと考えてＤＶＤを作った」
倉敷署は毎年、管内の小学校で入学時期の４月から夏にかけて交通安全や防犯を呼びかける教室を開いていますが２０２０年は感染防止の面から一度も開けていません。
動画はこうした状況を踏まえて作られたもので、登下校時の交通安全や不審者から身を守る方法。夏に向けて注意が必要な水難事故への啓発が盛り込まれています。

（倉敷警察署地域課　齋藤諒子巡査長）
「それぞれ手作りで絵を描いたり色塗りもしている。ＤＶＤを見てこういうことを気を付けたらいいとか家に帰って両親と話をしてみんなで考えてほしい」

倉敷署では管内の小学校などにＤＶＤを配っていて今後、幼稚園や保育園などにも貸し出したいとしています。