倉敷市の新しい顔としてＪＲ倉敷駅前にホテルやマンションを建設する再開発事業の愛称が「あちてらす倉敷」に決まりました。

（発表会）
「愛称はあちてらす倉敷です！」

愛称は２０１９年９月から２０２０年１月まで再開発事業組合が募集していたもので、１６３５点の応募の中から倉敷市の中原梨湖さんと前田和志さんの作品が最優秀に選ばれました。

倉敷市阿知３丁目東地区の再開発事業は、ＪＲ倉敷駅南側の中心市街地を再開発するもので、敷地面積は約１．７ヘクタール、総事業費は１５７億円です。北側に７階建てのホテルや店舗が入る建物、南側に１０階建てのマンションなどを建設します。

再開発エリアは、市内中心部の一等地でありながら古い家屋や商店が立ち並び、空洞化が大きな問題となっていました。１９９４年に再開発に向けた協議会が設立されてから２５年がたった２０１９年、ようやく工事に着手しました。

倉敷の新しい顔となる大規模プロジェクト「あちてらす倉敷」は、２０２１年６月末の完成予定です。