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規模を縮小して建て替え 笠岡市民病院新病院の基本構想原案まとまる【岡山・笠岡市】

2020.06.17

規模を縮小して建て替え 笠岡市民病院新病院の基本構想原案まとまる【岡山・笠岡市】

笠岡市は、老朽化が進む市民病院について規模を縮小して建て替えるなどとした新病院の基本構想の原案をまとめました。

笠岡市民病院は、病床数99、13の診療科目がある総合病院ですが、最も古い建物が建築から50年以上がたち、南棟以外は耐震基準を満たしていないほか、雨漏りなど老朽化が進んでいます。
また経営面では、2014年度から毎年赤字で、累積赤字は約38億円にのぼっています。

市がまとめた基本構想の原案によりますと、新病院は病床数を60から70程度にし、診療科目も内科、小児科など必要なものに限り継続させるなど、規模を縮小して経営改善を図ります。

建て替えの場所は、現在地のほかJR笠岡駅周辺なども検討することにしています。事業費は35億円から40億円とみられ、市ではこ今年度中に基本構想を確定させ、2025年度の開院をめざすことにしています。