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死亡届をタブレット端末で…手続きを簡単に効率化へ【香川・三豊市】

2020.06.06

死亡届をタブレット端末で…手続きを簡単に効率化へ【香川・三豊市】

家族が亡くなった時に、自治体の窓口で何枚も書類を書き大変だった経験はありませんか。そうした手続きを簡単にしようという香川県初の取り組みが三豊市で始まりました。

(前川裕喜)
「家族が亡くなった時に自治体の複数の窓口で様々な書類を提出しないといけない。数はこの位。人によっては10種類を超えることも」
1枚1枚手書きしていたこうした書類が、タブレット端末で作れるようになりました。三豊市が6月5日から民間企業と共同で始めた取り組みで、山下市長が端末を使った電子入力のやり方をPRしました。
名前や住所などを入れると、葬式費用の補助の申請や納税者の変更などすべての書類に自動で反映され、丸1日かかることもあった記入の手間を省きます。
市は人工知能AIの産業育成など情報通信技術を使った政策を推進していて、今回の取り組みでもそうした技術を使って行政の効率化を図ります。
(三豊市 山下昭史 市長)
「市民に負担をかけているのを何とか簡単にしたいさらに処理する職員の負担も同時に減らしたいとスタートしたもので(今後)市役所業務全体のデジタル化につなげたい」
香川県内では初めての取り組みで、市は7月3日まで試験的に運用し、効果を検証した上で他の手続きにも導入する方針です。最終的に手続き全般をオンラインでできる環境を作るとしています。