厳しい経営状況に追い込まれている高松市中心部にある商店街の事業継続に役立ててもらおうと店で使える前売り券の販売が６月４日から始まりました。

４日から販売が始まった前売り券、その名も「コロナに勝つけん！」です。

売上が激減している高松市中心部の商店街にある店舗の資金繰りに役立ててもらおうと香川県内の飲食店などで作るプロジェクトチームが企画しました。

前売り券は１０００円の５枚つづりと２５００円の４枚つづりの２種類があり、客は購入した店で商品券として使うことができます。

（プロジェクトチームのリーダー　田中健さん）
「応援する動きが香川県全体で広がることになればもっと良い流れができると思っている。」

参加店舗はこれから募集するということです。

プロジェクトは飲食店など１０店舗が参加して先行スタートしていて高松市片原町の「串焼　鉄板　ぼの」も参加店舗の一つです。

５月の売上は２０１９年の５月の２割ほどに減少。５月１１日からチケットの販売を始めると常連客などによってすでに１０万円分が売れたということです。

（串焼鉄板　ぼの　綾田雄一郎店主）　　　　　
「ありがたい。背中を押してくれる人たちのために頑張る。勇気をもらった」

プロジェクトチームでは、今後、取り組みをさらに広げていきたいとしています。