外国人留学生が気軽に食事できる環境を目指します。イスラム教徒が食べることのできる「ハラル食」を販売するキッチンカーが３月９日、香川大学に登場しました。

スパイシーな香りただようチキンケバブ丼にグリーンカレー。

香川大学に９日、お目見えしたのは、イスラム教徒が食べることのできる「ハラル食」を集めたキッチンカーです。

教えにより豚肉や酒、それらを使った調味料などを使った食べ物が禁じられているイスラム教徒の留学生らが気軽に食事できるようにと、大学の生協が用意しました。

メニューはグリーンカレーなど３種類。

キッチンカーにはアジアやアフリカからの留学生が訪れ、ふるさとの味を懐かしんだほか、一般の学生や教職員も異国の食文化を楽しんでいました。

（バングラデシュからの留学生）
「大学では自分で（弁当を）作って持っていくか、食堂のハラルカレーだった。楽しいですね、みんなと一緒に食べられるのは。」

（学生は…）
「ケバブにスパイスがたくさん味付けされていてご飯が進んでおいしい。」

キッチンカーは今後、香川大学の４つのキャンパスを巡回しながら営業を続ける予定です。