観音寺市で魚を扱うかまぼこ店と肉を扱う精肉店がタッグを組んでユニークな商品を開発しました。一体どんな商品なのでしょうか。

サクサクの衣がついたコロッケ…のように見えますが、中身はかまぼこ。
そしてそのかまぼこにもあるユニークな食材が混ぜられています。

（山地蒲鉾販売促進部　正田智香さん）
「オリーブ牛とタマネギを味付けしたものをすり身に混ぜている」

１９０７年創業、観音寺市の老舗かまぼこ店、山地蒲鉾。１１月から店頭で数量限定で販売するのが新商品「オリッシュ」です。商品名は、オリーブをエサに混ぜて育てた香川県のオリジナル食材「オリーブ牛」と、かまぼこの「フィッシュ」を合わせたもの。オリーブ牛は近くの精肉店、行天食品が提供し１個１５０円という手頃な価格で販売されます。

（大野樹記者）
「いただきます。さくさくの衣の中にぷりぷりのすり身の食感を楽しめる上に、肉の甘み旨味が口いっぱい広がります」

新商品の開発は、新型コロナウイルスの影響で遠のいた客足を取り戻そうと山地蒲鉾と行天食品が約２ヵ月前からスタートさせたもので、今後は観音寺市の新たな名物として定着させたいとしています。

（山地蒲鉾販売促進部　正田智香さん）
「温めたり切り方を変えるだけで、おつまみ、お弁当、いろんな食べ方ができる。オリッシュを目玉に行天食品の肉や弊社のかまぼこを手に取ってほしい」

異色のコラボで生まれた新商品「オリッシュ」は１１月３日から、毎週水曜日には行天食品で、木曜日には山地蒲鉾で販売されます。